2026年4月7日

4月マンスリー:落ちている「石ころ」に注目

月刊クエストとは?

毎月1日にアプリ「Biome(バイオーム)」で配信される、初心者の方におすすめのクエスト。ミッションで指定されるいきもの、エリアや投稿数などをクリアしながら、クエスト達成を目指します。

今年のテーマは「スキル」。いきものに詳しい人や専門家の豊富な知識や経験をぎゅぎゅっと濃縮し、「スキル」という形でいきものを探すヒントをお届けしていきます。

ぜひ普段のいきもの探しにも取り入れてみてください。

今月のポイントは「石ころや木」

落ちている石や木にフォーカスしてみましょう。

4月のスキル「石ころリターンズ」

【石ころリターンズの手順】

  1. 土の上に落ちている石・木を探す
    土や落ち葉・芝生などの上に、直接落ちている石・木・丸太・コンクリートブロックなどを探してみましょう。まずは手のひらサイズから挑戦するのがオススメ。
  2. 石や木などを、そっとひっくり返す
    見つけた石や木などをそっとひっくり返します。 ※明らかに人の手によって設置されたものは、動かさないようにしましょう。
  3. いきものを観察し、写真を撮る
    よく動くいきものの場合は、Biomeからではなくデフォルトのカメラを起動して写真を撮影するのがオススメ。
  4. 終わったら、石や木を元の状態に戻す
    一度めくった石や木は、動かしたことが分からないくらいに、完璧に元の状態に戻すよう心掛けましょう。

安全に観察するために

手袋やグローブを付けよう!

ガーデニング用の、片面がゴムになっている手袋が便利です。石や木をしっかりグリップでき、小さな切り傷・擦り傷・刺し傷なども防ぐことができます。(左記の画像のように、背面がメッシュになっており、蒸れにくいものもあります)

無理はしない!最初は手のひらサイズから

安全に配慮しつつ、手頃なサイズの石から試す

石や木は、大きければ良いという訳でもありません。森に隣接している公園や森の中など、環境選びに力を入れつつ、手頃なサイズから試してみましょう。

石や木を元に戻すときには、手や足を挟まないよう気を付けましょう。

小さなお子さまは、保護者の方と一緒に

石ころリターンズは簡単にいきもの探しができるスキルですが、小さなお子さまが挑戦するときには、保護者の方も一緒に取組んでいただくことを推奨します。特に、石をひっくり返すとき、戻すときには、手や足を挟まないようご注意ください。

試してみよう:落ちている石をめくってみる

こんな場所に行ってみよう

画像左側に、石が落ちているのが確認できる

木が植えられている、もしくは芝生がある公園の、中央部分に加えて外側に近い場所も探してみましょう。注目して見てみると、様々な場所に石、コンクリートブロックの破片、木の板など、石ころリターンズを使えるチャンスが転がっているのに気が付きます。

地面と接している面が、適度に湿っていることも重要です。森や林に隣接した公園、緑地がある公園なども訪問してみましょう。

石の下が十分に湿っている環境

※公共の場所では、道のわきや花壇など、意図的に設置されたブロック・石も見られます。設置されたものはひっくり返さないでください。マナーを守って、いきもの探しを楽しみましょう!

道のわきに設置されたブロック

観察できるいきもの

オカダンゴムシ

オカダンゴムシ(Photo by A. osakana)

基本的には地面近くに生息しており、石の下・落ち葉の下などでよく見られます。

「ムシ」と付いていますが、甲殻類の仲間。身近なダンゴムシの一種ですが、ヨーロッパ原産の帰化種です。落ち葉や朽ち木などを食べます。

トビイロシワアリ

トビイロシワアリ(Photo by 直翅類.jp【Web図鑑】)

北海道から九州まで見られ、開けた環境の地面に巣をつくります。

肉食のため分解者としての役割があり、虫などの死骸に群がっている姿が見られることもあります。

チャコウラナメクジ

成体は5〜7㎝ほどになるナメクジです。湿った場所で見られ、公園だけでなく人家周辺でも多く見られます。昼間は石の下などに隠れており、日が暮れてから活動します。見た目がよく似ている種類との見分け方を確認しておきましょう。

トビズムカデ・アオズムカデ

体長10cmほどの大きさのムカデで、人家周辺でも見られることが多いです。
一見するとよく似ていますが、トビズムカデは赤い頭・黒っぽい体とコントラストがはっきりしている傾向が、アオズムカデは頭も体も黒っぽい傾向があります。

トビズムカデとアオズムカデ(Photo by ぷめりそ & BLUE GILL(あおえら))

注意!
獲物を捕えるための毒をもち、不用意に触ると咬まれる可能性があります。
万が一咬まれた場合は、ポイズンリムーバーなどで毒液を吸いだして患部を水で洗う他、アナフィラキシーショックが疑われる場合や痛みが引かない場合は早急に病院に罹るか、救急車を呼びましょう。

落ちている木の板や、朽ち木をめくってみる!

こんな場所に行ってみよう

家の近くの森に心当たりがない…。そんなときは、森と隣接している公園や、敷地内に緑地があるような公園を探してみましょう。里山環境では、短く切った丸太を置いてある場所もあります。

道のわきに注目して、朽ち木・丸太・木の板を探してみましょう。

並べて置いてある朽ち木
ぽつんと落ちている木の板

※ロープが張られた場所や、危険な場所には立ち入らず、安全に気を配りマナーを守った観察を心掛けましょう。

観察できるいきもの

ヤマトシロアリ

ヤマトシロアリ(Photo by げんき🦂)

日本全土に広く分布する、湿った木材を好むシロアリです。

朽ち木を食べて分解するので、朽ち木をひっくり返したときに見られるかもしれません。

4〜5月の雨上がりには、新しい巣を求めて黒い羽アリが一斉に飛び立つ姿も見られます。

ヤマナメクジ

ヤマナメクジ(Photo by KEITEN)

体長が10cm〜15cmにもなる、日本最大級のナメクジです。

森の中の木の幹や、朽ち木にくっついている姿が見られます。体色は茶褐色で、背中に黒い斑紋があるのが特徴です。

ヒゲジロハサミムシ

ヒゲジロハサミムシ(Photo by hiro-ma)

名前の通り、長い触角(ヒゲ)の先端付近が白くなっているのが特徴のハサミムシです。

脚の付け根が黒いのも、似ている種類と見分けるための重要な特徴なので、両方が入るように撮影してみてください。

マクラギヤスデ

マクラギヤスデ(Photo by A. osakana)

鉄道の枕木(まくらぎ)に見た目が見ていることからその名が付いた、体長1~2cmほどのヤスデです。

ヤスデの仲間は、頭側から最初の3節には1対ずつ、以降の節には2対ずつ脚があるのが特徴です。

スキル使用時の注意:
※ いきもの探しやスキルを使用する際は、周囲の安全をしっかり確認してからにしましょう。
※歩きスマホ・ながらスマホはしないでください。いきもの探しの際は、現地のルールに従って安全に行ってください。
※小さなお子さまがいきもの探しをする際は、必ず保護者の方の付き添いの上、安全を確認して行ってください。

アプリ「Biome」のダウンロードはこちら

【iOS】https://apps.apple.com/jp/app/id1459658355
【Android】https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.biome.biome