「あだち生きもの図鑑」をつくろう!


足立区
概要
東京都足立区では、区民のみなさま、とりわけお子様に生物多様性への理解を深めていただくために、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を活用した区民参加型の生きもの調査を実施しています。
また、区民のみなさまが撮影・投稿したデータを集めて「あだち生きもの図鑑」を作成することで、区内の自然を可視化し、希少種の保全や外来種対策等の普及啓発も行っています。
令和3年度から開始した本取り組みは、生物多様性地域戦略に掲げる施策の具体的なアクションとして、区民のみなさまからも親しまれています。
課題
- 市区町村における生物多様性の認知・意識の向上
- 地域の生物情報の不足
- 生物多様性地域戦略に定める施策の具体的なアクションの実施
解決策
- いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」におけるクエストイベントの実施
- 調査結果を分かりやすく報告する「市民向け公表資料」の制作
成果
アプリ活用による生物情報の収集
2021年夏(8/9~8/23):発見数1,648件、発見種数626種類
2022年春(4/1~5/9):発見数4,190件、発見種数1,013種類
2022年夏(7/21~8/31):発見数9,487件、発見種数1,731種類
2023年春(4/1~5/10):発見数9,635件、発見種数1,647種類
2023年夏(7/21~8/31):発見数5,919件、発見種数1,258種類
2024年春(4/1~5/12):発見数9,186件、発見種数1,677種類
2024年夏(7/20~8/31):発見数5,332件、発見種数1,214種類