東急不動産株式会社とコラボクエスト『シブヤいきものコレクションラリー』  

東急不動産株式会社

概要

渋谷のまちに息づく生態系を、楽しみながら調査する。
東急不動産株式会社と連携し、アプリ「Biome(バイオーム)」を活用した市民参加型のコラボクエスト「シブヤいきものコレクションラリー」を実施しました。

背景

東急不動産株式会社は、都市部のネイチャーポジティブ実現を目指す「GREEN UP&COOL DOWN PROJECT」を2025年3月から本格始動。渋谷駅から半径約2.5kmを「広域渋谷圏」と定義し、自然と共存できる持続可能なまちづくりを推進しています。

今回のコラボクエストは、その一環として企画・実施されました。アプリ「Biome」は、スマートフォンがあれば誰でも気軽に使用でき、大人から小さなお子さままで幅広い世代がいきもの調査に参加できます。こうした特徴を活かし、「シブヤいきものコレクションラリー」では、渋谷の自然に親しみながら、まちに息づくいきものを身近に感じ、学べる体験機会を提供しました。

クエスト概要

「シブヤミドリスポット」(渋谷に点在する緑地の拠点)を対象エリアに設定し、スタンプラリー感覚で渋谷の街を巡りながら、それぞれの場所で発見できるいきものたちを知り、学ぶことができる仕組みを提案・実施。また、クエスト達成者には特典を用意することで、楽しみながらクエストに参加できる導線を構築しました。

さらに11月3日には、フォレストゲート代官山での現地イベントを開催。クエスト内のミッションに参加者全員で挑戦しました。当日はバイオームのスタッフが、イベントをサポート。合計12名の皆さんにご参加いただき、市民の皆さんとの交流や学びの場となりました。(イベントの様子はこちら

クエストの舞台となった「シブヤミドリスポット」の大部分は、2023年から2025年にかけて、整備・開業された施設群です。この緑地では、時間の経過とともに周辺エリアからどのようないきものが自然に移り住み、定着していくのか。いきものの移り変わり(遷移)に、注目が集まります。

課題

  • 都市部における、生物多様性の認知・意識の向上
  • 該当エリアにおける生物情報の現状把握と数値化

解決策

  • いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を使った市民参加型のいきもの調査の実施
  • 調査結果の報告と、今後の生物多様性アクションへのアドバイス

成果

キーワード