株式会社バイオームは、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD:Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)のデータカタリストに参画いたしました。
概要
TNFDは、将来リスクや事業機会を分析するためのシナリオ設計を目下検討している段階にあります。
枠組みの構築にあたって関係者からのフィードバックを募っており、株式会社バイオームもそのメンバーとして参画しております。
Data Catalyst Participants : https://tnfd.global/tools-platforms/biomeviewer/
株式会社バイオームの取り組みについて
株式会社バイオームはいきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」の提供を通して、本枠組みの実現にあたって必要不可欠な、第一次情報であるリアルタイム生物分布データを国内だけで350万件以上保持しており、年間170万件以上に及ぶ生のデータを収集しています。
一方で、各大学や研究機関との共同研究も実施してデータ解析技術の新規開発を進め、その技術をシステムに落とし込みながら社会ニーズに合わせたデータの提供も行っています。
また株式会社バイオームでは、TNFD実現の強力な支援ツールのひとつとなる、専用ワークスペースでユーザー参加型の本格的な調査が可能な企業・自治体向けの新アプリ「Biome Survey(バイオームサーベイ)」も今秋ローンチを予定しており、今後さらに取り組みを加速していきたいと考えております。
TNFDについて
TNFDは、TCFDに続く枠組みとして挙げられたもので、世界の資金の流れを「ネイチャーポジティブ」に移行させることを目的に、企業が持続可能な経営計画を立てるための自然資本と事業の関係について理解し、自然資本の劣化を食い止めるための努力と、劣化した場合に備えたリスク対応や事業機会についての情報を開示するフレームワークの構築を目指しています。
TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)では、未来の複数の状況を想定して、それぞれに自社が抱えるリスク・事業機会を記載するシナリオ分析がありましたが、TNFDにおけるシナリオは現在も検討中です。
Taskforce on Nature-related Financial Disclosures : https://tnfd.global
会社情報・問合せ先
世界中の生物・環境をビッグデータ化し「生物多様性市場」を創り出す事を目指し、2017年に京都大学技術イノベーション事業化コース最優秀賞の受賞を経て、2017年5月に設立された京都大学発のベンチャー企業です。SDGsの社会的ニーズを背景に生物の分布データを取り扱った生物情報プラットフォームを構築し、情報収集ツールとして、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を提供しています。2018年6月には、経済産業省が92社を選定した『J-Startup』の1社にも選ばれています。
社名:株式会社バイオーム
所在地:京都府京都市下京区中堂寺南町134番ASTEMビル8階
代表取締役:藤木 庄五郎
資本金:111,500千円(資本準備金含む)
創業:2017年5月31日
URL:https://biome.co.jp/wp
〈本件に関する問合せ〉
株式会社バイオーム
Mail:info@biome.co.jp
TEL:075-432-7622
問合せWEBフォーム:https://biome.co.jp/contact/