【山梨県富士山科学研究所×バイオーム】やまなしいきものクエスト2025

このたび、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」では、山梨県富士山科学研究所と連携し、みなさんとともに山梨県内のいきもの情報を収集する「やまなしいきものクエスト2025」を2025年6月28日(土)~10月31日(金)の期間で実施いたします。
やまなしの生物多様性
山梨県は、四方を富士山、南アルプス、八ヶ岳など3,000m級の山岳に囲まれ、県全体の約8割を森林が占める自然豊かな県です。また、火入れによる草原管理により多様な生き物が暮らす草原もまた多くみられます。こうした独特の地質・地形や文化・風習など土地利用の歴史が、そこに暮らす動植物の多様性を生み出してきました。
特に、全国的に見てもまれな標高80mから富士山頂3,776mまでの標高の差は、約3,500種という植物の多様性を育んでいます。また、私たちの身近な場所にまで、こうした豊かな自然環境が広がり、様々な動植物に触れることができるのも山梨県の特徴です。
今回のクエストでは、そんな山梨県の「身近な自然環境」「里地里山」「外来生物」の3つの特徴をピックアップしています。
さあ、自然豊かな山梨県で、身近ないきもの探しに出かけよう!
▶ 「山梨県富士山科学研究所」について詳しくはコチラ!

▲この時期に見られる山梨県のいきものたち
(左上:ニホンカモシカ 左下:ルリビタキ 右上:コシマゲンゴロウ 右下:ホウオウシャジン)
やまなし生物多様性戦略をチェック!
山梨県では「やまなし生物多様性地域戦略」を策定して、県内の自然環境の現状や希少な動植物を紹介するとともに、生物多様性の保全と持続可能な利用の両立を目指した取り組みを推進しています。
希少種の保全、外来種の啓発・防除、ネイチャーポジティブや30by30の実現など、山梨県全体で目指していく目標や行動計画がまとめられています。
山梨県の豊かな自然環境やこれから目指す山梨の姿を紹介した「やまなし生物多様性地域戦略」をぜひチェックしてみてください!
▶ 「山梨県生物多様性地域戦略」について詳しくはコチラ!
やまなしのいきものたちをクエストに投稿しよう!
「やまなしいきものクエスト」への参加方法は、クエスト配信期間中に山梨県内でいきものを撮影して、Biomeに投稿するだけです。
今年はメインミッションに加えて、3種類のエクストラミッションが登場します。
これらのミッションを通して、身近ないきものや、旅先で出会ったいきものをどんどん記録していきましょう!
クエスト配信期間
2025年6月28日(土)〜10月31日(日)
メインミッション:山梨県で5種投稿せよ!
■対象エリア:山梨県全域
■ルール:山梨県内のいきものを5種撮影・投稿すればクリア!
エクストラミッション1:山梨県で対象のいきものを3種投稿せよ!
■対象エリア:山梨県全域
■ルール:山梨県内山梨県で対象のいきものを3種撮影・投稿すればクリア!
※対象種の詳細につきましては、Biomeアプリ内対象ページをご覧ください。
エクストラミッション2:次世代に残したい重要な里地里山のいきものを5種投稿せよ!
■対象エリア:山梨県の重要里地里山
■ルール:次世代に残したい重要な里地里山でいきものを5種撮影・投稿すればクリア!
エクストラミッション3:対象の外来生物を5種投稿せよ!
■対象エリア:山梨県全域
■ルール:対象の外来生物を5種撮影・投稿すればクリア!
※対象種の詳細につきましては、Biomeアプリ内対象ページをご覧ください。
行ってみよう!里地里山
里地里山は、人々が長い時間をかけて自然と寄り添いながらつくり上げてきた環境です。人々の暮らしのすぐそばにあったからこそ、そこでは独特の文化や豊かな感性が育まれてきました。
田んぼや小川、原っぱ、そして裏山。人々が暮らし、集い、さらに草花や鳥、昆虫など、様々ないきものたちが当たり前のようにそばにいる空間。日本には、そんな里地里山が現代にその姿を残しています。
環境省は、多種多様な命を育む豊かな里地里山を、次世代に残すべき大切な自然環境の1つと位置づけ、「生物多様性保全上重要な里地里山(略称:重要里地里山)」を選定しています。山梨県内では6ヶ所が指定されています。
人と自然が共生する里地里山には、一体どんないきものが生息しているでしょうか?
ぜひ、探しに行ってみましょう!
\\エクストラミッション2の対象エリアはこちら!//
山梨県の重要里地里山 | ①甲府市相川地区 ②富士吉田市明見湖公園 ③富士山北麓の草原 ④北杜市オオムラサキ自然公園 ⑤南巨摩郡富士川町平林地区 ⑥多摩川源流の里山 |
▶生物多様性保全上重要な里地里山について、詳しくはコチラ!