千葉市内のいきものさがしにLet’s GO! 夏だ!発見だ!いきもの大調査2025

このたび、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」は、千葉県千葉市とコラボしたクエストを配信いたします。2025年7月1日(火)~8月31日(日)の配信期間中、千葉市内で10種類のいきものを撮影・投稿すればクエスト達成となります。今回は千葉市ならではの自然環境を対象にしたエクストラミッションにもチャレンジできます!
この記事の目次
みんなで調べよう!千葉市の身近ないきものたち
千葉市は豊かな自然と風土に恵まれ、多くのいきものが生息しています。この調査は市民の皆さんの協力により市内のいきものの生息状況を把握するとともに、自然環境に興味をもってもらうことで、自然の大切さに気づき、生物多様性を保全するためのきっかけとなることを目指しています。

今年度は都市部・里山・海辺の3つのエリアでそれぞれのエクストラミッションを設定しています。エリアごとにどんないきものが生息しているか調査してみてください。
また、市の鳥であるコアジサシを探すエクストラミッションも設定しています。コアジサシの活動については、「千葉市 コアジサシ」で検索するとヒントがあるかもしれません。
皆様のご参加お待ちいたしております。

(提供:箕輪義隆氏)
ちばしいきものクエストにチャレンジ!
ミッションエリアを確認して、エクストラミッションにもチャレンジしてみましょう。ミッションコンプリートには、千葉市の自然を特徴づける3つのエリア、「市の鳥」であるコアジサシを見つける、合計4つのエクストラミッションの達成が必要です。ミッションコンプリートを探していきものさがしに出かけよう!
配信期間
2025年7月1日(火)~8月31日(日)
対象エリア
千葉県千葉市
ルール
メインミッション:千葉市でいきものを10種投稿しよう!
※千葉市内に生息・生育しているいきものたちの調査のため、自分で撮影した野生のいきもの(キノコ類・地衣類を除く)を推奨しています。
エクストラミッション①:里山エリアでいきものを3種投稿しよう!
エクストラミッション②:海辺エリアでいきものを3種投稿しよう!
エクストラミッション③:都市部エリアでいきものを3種投稿しよう!
エクストラミッション④:市の鳥「コアジサシ」を1回投稿しよう!
千葉市の自然を特徴づける3つのエリア、「市の鳥」コアジサシが対象のミッションです!
里山エリアでいきものさがし!
「里山」は、人々の暮らしと深く関わり、農業や林業といった営みの中で、育まれてきた場所です。雑木林、畑、水田、小川、ため池など豊かな自然に触れることができる一方、近年は、ライフスタイルの変化や担い手不足によって、こうした環境を維持することが難しくなっています。
★谷津田(やつだ)へ行ってみよう!★
千葉市の水源域には、谷間の水田と周囲の雑木林、畑、集落などによって構成され、多くの動植物が生息する「谷津田」と呼ばれる地形が残っています。耕作放棄や宅地開発によって、その数を減らすとともに、私たちの暮らしからも遠ざかってきましたが、最近では、水や空気をきれいに保ったり、洪水から街を守ったり、都市部の近くでいきものや自然に触れることができたりと、さまざまな役割が注目されています。
大草谷津田いきものの里(若葉区大草町)は、昔ながらの谷津の自然を守り育て次代の子供たちに引き継ぎ、人と自然がふれあい学ぶ場として利用するため、土地所有者の方々の協力により平成18年に開設しました。自然観察路(約1.5㎞、約1時間)や解説版を整備しており、気軽に谷津田の自然や生き物などについて学ぶことができます。

(提供:千葉市)

海辺エリアでいきものさがし!
千葉市の3つの人工海岸(いなげの浜・検見川の浜・幕張の浜)は総延長約4.3kmに及び、日本一の長さを誇ります。
そのうちの1つであるいなげの浜は、日本初の人工海浜であり、東京都心に最も近い海水浴場として、稲毛海浜公園プールとともに毎年多くの人で賑わっています。また、「磯の松原造成事業」にて市民の手で植えられた「磯の松原」を見ることができ、こちらは日本の白砂青松百選に選定されています。

都市部エリアでいきものさがし!
高層ビル、商業施設、住宅地が立ち並ぶ「都市部エリア」ですが、実は大小の公園や緑地が点在しています。花見川、浜田川、都川など市街地を流れる河川は、都市に貴重な水辺空間を提供しています。また、民家の庭、マンション緑地、街路樹なども小さいながら、いきものたちの暮らしの場所になっています。

安全にいきもの調査を楽しむために
※写真撮影時につかまえた生き物は撮り終わったら逃がしましょう。
※コアジサシなど生息地が保護されている生き物、子育てをしている生き物などは、なるべく遠く離れた場所から、そっと観察しましょう。
※田んぼや畑などの私有地には、勝手に立ち入ったり、踏み荒らさないようにしましょう。
※水際やがけ地などの足場の悪い場所や危険な場所には、無理して近づかないようにしましょう。
※マムシ、ハチ、毛虫などの危険な生き物に注意しましょう。
※帽子の着用、水分補給やクールスポットの活用するなどして熱中症を予防しましょう。