「ベストパートナーである猫ともっと仲良くなりたい!!」
「猫が何を考え、どういう気持ちでいるのか知りたい!!」
「こっちを向いてほしいな!!」
本記事は、上記のような思いを持つ、
猫が好きで仕方ない方々を対象としています。
(著者の個人的趣味から、記事の画像は黒猫を沢山使っています。)
私、あおきんも無類のネコ好きとして、実家のある県営団地では(自称)有名な存在でした。。。
団地では至る所に猫が走っているし、家にも猫がいたので、
子供の頃は遅くなるまで猫と遊ぶこと、遊ばれることがよくありました。
(猫とばかり遊んでいたのは、人間の友達がいないからではありません。)
猫と遊んでいると、
彼らがどういう感情を抱いているのか
とっても興味が沸いてきますね。
既に飼い猫と心を通わせている方だけでなく、猫とこれから仲良くなりたい方も、
彼らの感情を把握することで、より強固な信頼関係を築いていけるはずです。
実は、猫の普段のしぐさから、猫の感情をある程度読み取ることが可能なので、
今回の記事では、猫がよく行うしぐさと、その時の感情についてまとめてみました!
猫との良好な関係を保つために、この記事が役立てばうれしいです。
それでは、まいりましょう♪
この記事の目次
「床にごろりん」 モデルみたいなセクシーポーズ♪
まるでどこかのお偉いさんのように、ネコは凛とした顔つきで我々の前を優雅に歩きます。
と思いきや、突然「ごろりん」と床に寝そべり、お腹を見せるという大胆な行動に!
このギャップにいつも悩殺されてしまいます。。。
「ごろりん」とするしぐさは何を表しているのでしょうか?
体の中でも柔らかく、攻撃されてしまえばひとたまりもない部位である、お腹を見せる「ごろりん」は、
天敵の多い自然界ではなかなか実行できません。
つまり「ごろりん」は、飼い主である我々に気を許し、信頼してくれている証拠なのであります。
「がじがじ甘嚙み」 たまに血が出ちゃう。。。
猫と遊んでいると、がじがじと「甘嚙み」をしてくることがあります。
あまり長く噛ませすぎると、牙が皮膚を突き破り出血した、なんていう苦い経験も。。。
本来、「甘嚙み」というのは、
近しい関係にある猫同士がスキンシップをはかるために行うので
「甘噛み」されたからといって嫌われてしまったわけではありません。
愛情表現の一つととらえることができます。
ただ、「甘嚙み」という行為の全てが愛情を表している、というのは違います。
- 手や足などを獲物と勘違いして、噛みつく
- 発情期をむかえたオス猫が、メス猫の首元を噛むという習性から、人間を噛む
こういったパターンもありますが、基本的には敵対心から「甘嚙み」するケースは少ないようです。
「爪とぎ」 お気に入りの畳がボロボロに、、、
壁やふすま、畳など、至る所で実行される「爪とぎ」。
彼らは「爪とぎ」しなければならない運命にあるのでしょう。
おかげさまで、家の中は爪の痕がたくさん。。。 恐ろしや。。。 まあ、仕方ないですね!(^^)!
「爪とぎ」はその見た目通り、猫の鋭利な爪を維持するための行動ですが、いくつかの感情も表しています。
- かまってちゃんのため
我々の近くでがりがりがりがり…と「爪とぎ」を続ける場合は、「かまってくれえ~!」という気持ちをアピールしているのかも。
カーペット等の傷を「爪とぎ」でこれ以上増やしたくなければ、一緒に遊んで気を紛らわせちゃいましょう。
- くつろぎのため
見知らぬ場所に来てしまった、未知の生物と同じ空間にいる、そんな落ち着かない状況に陥ってしまった時、
猫は「爪とぎ」をして自分を落ち着かせ、くつろげるように努めます。
この場合、ストレスを感じている証でもあるので、ストレスを低減できるよう配慮してあげると喜びますね♪
- 自己顕示のため
人間にとっては分かりにくいのですが、猫の手のひらにある、ぷにぷにした肉球には強い臭いを発する部位があります。
「爪とぎ」の際に臭いをつけることで、「自分はここにいるぞ!」と表現するのです。
木や車などにおしっこをかけるマーキングと似た行為ですね。
「*番外編 おしっこのマーキング」 強烈におい!
最後に番外編として、「マーキング」について記述します。
家の様々な場所におしっこをかける「マーキング」に悩む方は多いのではないでしょうか?
猫のマーキングの中でも、最も臭いが強いこの行為は、
「スプレー」と呼ばれています。
自分の縄張りを主張するためのものなので、縄張り意識の強いオス猫が頻繁に行います。(オス猫以外もやります。)
加えて、不安を感じている、現状に満足していない場合にも「スプレー」するようです。
実は、「スプレー」をした後に怒っても、不満が溜まるだけなので、対症療法としては弱いのです。
よって、おしっこを早急にふき取って臭いを消し、
ここでは頼むから「スプレー」をしてほしくない!という場所には近づけないよう
工夫するのが無難です。(私の家では、大事なものにはブルーシートをかけて防いでいます。)
最後に
いかがでしたでしょうか?^^
沢山の猫のしぐさがある中で、
主要なしぐさと、それが表す感情をピックアップして説明させていただきました。
彼らに対する理解を深めて、より強い信頼関係を結び、素晴らしい猫ライフを満喫してください♪