アプリ「Biome」では、能登の里山里海をフィールドにしたコラボクエストが2022年9月23日(金)から始まっています。
(クエスト「集まれ、いきもの調査隊!ノトの里山里海を調査せよ!」の詳細はこちら)
このコラボクエストにあわせて、10月1日(土)には七尾市でいきもの探しイベント、題して「集まれ調査隊・高階地区を全員で調査せよ!」が七尾市の団体「ななおSDGsスイッチ」主催で開催されました。
開催されたばかりの本イベントの模様が届きましたので、写真付きでレポートいたします!
七尾市町屋町の高階地区コミュニティセンター周辺で行われた本イベントですが、お天気にも恵まれ、子どもや保護者ら約80人もの方々にご参加いただきました。
用水路をすくってザリガニを捕まえたり、飛び回るトンボを追いかけたり、大人も子どもも一緒になって生きものを探しました。
見つけた生きものをアプリ「Biome」で名前判定。何の生きものを見つけられたか調べられたかな?
たくさん生きものを見つけた興奮が冷めないうちに、捕獲した生きものの特徴や似た生き物との見分け方などについてみんなで学びました。
今回のイベントやクエストで得られた生きもののデータは、石川県能登地域のトキ放鳥に向けた活動に役立てられます。
実は石川県能登地域は、トキの放鳥の候補地のひとつ。
生息環境の悪化などによってその数を減らしてしまった国の特別天然記念物であるトキですが、現在、環境省がトキの放鳥を行って定着させることを目指しており、その候補地のひとつとして石川県能登地域が選ばれています。
そんなトキの餌となる生きものの生息状況把握のためのデータとして、今回のデータが活用されます。
生きもの探しや虫捕りといった遊びを楽しみ、豊かな自然と触れ合いながら、それが知らず知らずのうちに環境や生物多様性の保全のために役立っている…という、アプリ「Biome」にぴったりの取り組みでした。
本イベントは終了しましたが、アプリ内のクエスト自体は2022年9月23日~10月31日まで行われております。
イベントに参加できなかった方も、ぜひクエストにチャレンジしてみてください!