【⼤阪環農水研×Biome】アプリを通じて生物多様性と気候変動を視覚化! 市民参加型コンテンツ『在来種 VS 外来種 おおさかはどっちが多い?』を配信開始
2020年7月25日「在来種 VS 外来種 おおさかはどっちが多い?」プレスリリース⇒https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000044108.html
この記事の目次
在来種と外来種の分布の変化から気候変動を読み取る
温暖化を始めとする気候変動は多くの社会的問題を生み出しており、今日の世界共通の課題と言えるでしょう。気候変動は人間の生活だけでなく、生態系の本来の姿をも変えてしまうことが懸念されています。大阪府の都市部およびその近郊の自然においても、希少種を含む在来種の減少や新たな外来種の発見が報告されています。
本企画では、株式会社バイオームが提供するいきものコレクションアプリ「Biome」において、府内のいきもの観察クエスト「在来種 VS 外来種 おおさかはどっちが多い?」を2020年7月25日より配信します。注目の在来種と外来種を中心に幅広い生物種を網羅することが期待されており、アプリを通じて集められた府内の網羅的な生物分布データは生物多様性と気候変動の影響分析に活用されます。
市民の目とAIを活かした次世代の生物調査
今日、生物の分布は急激な環境の変化とともに刻々と変化し、これまで知られていた生物多様性が急速に失われつつあることが予想されています。これを把握することは生態系の保全のみならず、気候変動の影響の把握や気候変動への適応の糸口につながることから、生物分布に関するビッグデータの構築は重要課題となっています。
これまで、生物多様性の調査は専門的な知識を要することから、専門家など限られた人手によって行われてきました。いきものコレクションアプリ「Biome」では、スマホで撮影したいきものの種名をAIが自動で判別する機能が実装されているため、誰しもが気軽にいきものの情報を収集できます。アプリを利用して数多の市民の目を通じた情報収集を行うことで、「広域・細粒度・最新」の生物ビッグデータの構築が期待されます。
● 地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産研究所 生物多様性センター
URL:http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/biodiv/index.html
● 地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産研究所 おおさか気候変動適応センター
URL:http://lccac-osaka.org/
アプリバイオームの「クエスト」とは?
『クエスト』は、いきものコレクションアプリ「Biome」に実装されている独自のゲーム機能で、テーマに沿って選ばれた対象種を見つけ、写真を撮影・投稿することでクリアを目指します。選ばれるいきものは季節や地域によって多様であり、様々な条件で発行される『クエスト』を仲間とともにクリアすることで、遊びながらいきものに関する様々な知識を身に着けることができます。コンプリートしたユーザーは、アプリ内のバッヂを獲得できる仕組になっています。
いきものコレクションアプリ「Biome」のダウンロード方法
iOS:App Store
URL:https://itunes.apple.com/jp/app/id1459658355
Android:Google play
URL:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.biome.biome
株式会社バイオームについて
世界中の生物・環境をビッグデータ化し「生物多様性市場」を創り出す事を目指し、2017年に京都大学技術イノベーション事業化コース最優秀賞の受賞を経て、2017年5月に設立された京都大学発のベンチャー企業です。SDGsの社会的ニーズを背景に生物の分布データを取り扱った生物情報プラットフォームを構築し、情報収集ツールとして、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を提供しています。2018年6月には、経済産業省が92社を選定した『J-Startup』の1社にも選ばれています。
【会社情報】
社名:株式会社バイオーム
所在地:京都府京都市下京区中堂寺南町134番ASTEMビル8階
代表取締役:藤木 庄五郎
資本金:111,500千円(資本準備金含む)
創業:2017年5月31日
URL:https://biome.co.jp/wp