北海道上川町が北海道大学地球環境科学研究院と連携して開始した「大雪いきもの図鑑プロジェクト」で、株式会社バイオームのいきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」が活用されています。
「大雪いきもの図鑑プロジェクト」とは、上川町が主要産業である観光と大雪山の環境の共生を目指し、北海道大学地球環境科学研究院と連携して亜高山・高山域の生物多様性調査を登山者・企業参加型で行う実証実験で、2022年9月17日(土)~10月15日(土)にかけて実施されます。
具体的には、アプリ「Biome」内のいきものクエスト「大雪いきもの図鑑プロジェクト」にて登山者に亜高山・高山帯のいきものを投稿してもらい、そのデータが植生調査・研究の活用のため北海道大学地球環境科学研究院(渡辺悌二教授ら)に提供されるというものになります。
参加者が増え、調査サンプルが増えるほどより高度で正確な研究が実現する「登山者参加型生物多様性調査」の確立を目指しています。