株式会社バイオーム 起業ストーリー

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株式会社バイオーム 起業ストーリー

2018-10-19T18:45:40+00:00 2018年9月9日|Categories: ALL 環境 生物 社会|Tags: , , , , |

株式会社バイオーム代表取締役の藤木は、大学時代、ボルネオ島(マレーシア、インドネシア)にて2年間以上キャンプ生活をしながら調査を続けてきた。

アマゾンと並ぶ生物の宝庫であるこの地は、一方で環境破壊の最前線でもある。

藤木はこの地で、360度地平線まで伐採された森林跡地を見て、このままでは地球の未来は危ういなと感じた。
そこは本来、樹高70mにも達する巨大な熱帯林が広がり、野生生物の天国であるはずの場所だったのだ。

 

大学生時代 ボルネオ島でのキャンプ生活

「ホアホアホアー!ホアホア!」

数か月に及ぶボルネオ島ジャングルでの調査のためのキャンプ生活。
毎日テナガザルの鳴き声で目を覚ます。

麻袋で作った寝床から這い出て、霧の中で目を細めてみても、警戒心の強いテナガザルは絶対に姿を見せない。


藤木がキャンプ生活を送った東カリマンタン島

 
キャンプの様子

キャンプ地の近くで飴色に濁る川の水を沸かしてコーヒーを淹れるのはサルジュニさんだ。

サルジュニさん
サルジュニさん

彼はWWFインドネシアのスタッフで、「森の妖精」の異名を持つ森林調査のスペシャリスト。

彼の功績はすさまじく、ボルネオ島インドネシア領ですでに絶滅したとされていたスマトラサイを発見したこともある。

彼の入れるコーヒーはむせ返るほど甘く、ほとんど砂糖水に色を付けただけというような味だが、うまい。

※WWF(World Wide Fund for Nature)…世界自然保護基金。自然環境保護の国際的NGO。

 
現地で雇った調査メンバーと調査を続ける日々

過度な間伐によって荒れ果てた熱帯林で、来る日も来る日も樹木の調査を続けた。

赤道直下の日差しの中、毎日とにかく歩く。
のどの渇きを癒せるのは煮沸した泥水だけで、一日三食、豆と乾麺のみを食べ続けた。

 
伐採道を歩き続け、ツル植物から出る水分を飲んでのどの渇きを癒す。

調査をしていると、多くの場合、パイオニア種と呼ばれる10メートルくらいのひょろひょろの樹木が延々と生えていることが多い。

そこは本来、樹高70メートル、23階建のビルにも匹敵する巨木が立ち並ぶ熱帯林だったはずの場所なのに、だ。


本来あるべき巨木ではない、ひょろひょろの樹木があちこちで見られる

 

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